あなた自身の価値の話
【お久ぶりです】
いやー、昔から三日坊主の小林とはよく言われましたが、
まさかほんとに三日でブログの更新記録を止めるとは その名に違わぬ坊主っぷりを発揮してしまいました
【おかげさまで】
以前かいたブログは方々でご好評いただき、 特に「面白かった!」といっていただけるのはとても喜ばしいことです(^ ^)
一方でそう言われると例え期待されてなくても 「また面白い内容にしないと!」なんて勝手に焦ってしまい 気づいたら何もかけない
なんて事態に陥ってしまいました
【俺は漫才師か!】
でもまぁよく考えればそんな毎日毎日ドリフみたいな毎日を生きてるわけでもなければ
面白いこと話せないとレギュラー番組を外されるようなご身分でもないわけで
面白いことがあったときに面白いことかけるようなブログを目指そうと思います
だから読者の方も読みたい時に読んでもらって 時々面白かったらシェアなんかしてもらえると嬉しいなーと
ただやっぱり5分でも読者の時間をもらってるわけで ブログを読んだ時に 「あーこんなことがあるんだ!」みたいな発見とか 「面白かった!」みたいな笑いとか 読後感は何かしら残せるようなものを目標にします
【これからも変わらぬご贔屓を】
さてそんな小林ですが
最近すごいハマってるものがあります
それは
仕事です
もうね、最近ほんとに楽しい! 楽しすぎて一週間が経つのがほんとに早い
【ところであんた何してんのー?】
なんていう質問のために少し宣伝もかねて
僕はリクルートの中で新規事業としてdoodというアパレルショップ店員とお客様のコミュニケーションツールを作っています
もともと僕はファッションとか洋服がめちゃめちゃ疎くて
それはもう残念という言葉では言い表せないくらいの残念さだったんですが、
そんな僕が慶応大学っていう お洒落な人以外が足を踏み入れると死ぬ危険区域に赴くことになったために 頑張ってファッションを勉強して
なんとなーく良くなったんじゃね?的なとこまで来た時に なんか人生のあらゆる部分がいい方向に進んでいって
これ、もっと簡単にお洒落になれるような仕組みが実現できればもっと色んな人の人生を豊かにできるんじゃないか
そんな考えをきっかけに
いままで足も踏み入れたことのないアパレルの世界で色々とヒアリングなり調査なりを進めていって
「店員とお客さんの距離が遠くて、店員の持つコーディネートスキルや知識が活かされてない」
そんな結論に達した僕らはいまこのdoodというサービスでそんな負を解決しようと考えてます
(サービスの成り立ちについてはまた別の機会に)
【人生迷子】
まぁこんなこといってますが、社会人経験ゼロ、アパレルの知識ゼロ、事業開発経験ゼロだった3ゼロの僕だったので
もう日々いろんなことに迷いながら仕事をしてます
もう日々迷子
人生迷子です
さて、そんなスタートから半年以上すぎて 段々とアパレル業界で働く方々とも仲良くさせていただけたりして
そんなこんなでご縁があって先日「アパレルECの勉強会」という勉強会でパネルディスカッションにパネラーとして登壇させていただきました
勉強会の様子が記事にもなっているのでできればそちらもご覧ください
【場違い感】
わかってます
なんか凄い人たちに混じっておじさんが一人いる!的な
そういうご感想
凄いわかります(u_u)
僕もとてもそう思います
本当にいまでも凄い良い場ですごい人たちとご一緒させていただけたなーと
ただ今回のブログではあえてその感想については触れずに
一つ、先の勉強会でも述べさせてもらったある話題について触れたいと思います
【個人が企業を凌駕する】
そんな時代がくると僕は考えてます
てかもう半分くらい来てるかもしれない
いまではインスタグラムでフォロワーを何千と持ってる10代の子が何かつぶやくだけで多くの人が動き、物を買う
これは企業が広告をうって人を動かしてきたこととなんら変わらない
むしろ費用をかけていないかつダイレクトに個々で繋がっている10代の子のほうが力が強いかも
ちょっとテイストは変わりますが 企業が躍起になって作ってきた自動運転者を個人で作ってしまった人まででてきたり
もういまではすっかりおなじみのユーチューバーやニコ動実況者なんかもその類です
先日機会あって立ち寄らせてもらったエクスマセミナーというところでも同じことが話されていて、あーやっぱりそうだよなーって改めて納得したりもしました
【集団から個へ】
そういった事実があるなかで感じるのは人間社会の在り方の変化です
人類は誕生した当初、あまりにも弱い存在でした
牙もなければ身体も小さく、ひ弱
だからこそ人類は集まり、集団で行動をした さらにその働きを強めるために社会を形成しました
社会が形成された時に今度はその中でも力を得たいと思う輩がでてくる
するとそのなかでもまた集団をつくり、力を蓄える
だからこそいまの企業があり、集団で収益をあげてきました
集団で生活するには「仕組み」が必要です
だから集団のなかでルールをきめ、その秩序を守る集団が作られました
ところがITの助けにより、個々人が力を得るようになった
即ち「集団でいること = 力があること」という式が成り立たなくなりました
集団という選択肢に残ったのは「しがらみ」や「ルール」などデメリットばかり
【世の中がよりフラットに戻る】
するとどのような変化がおきるか
人間は個での活動に逆戻りしている
集団を作る前の在り方に戻っている
集団である必要がなくなり、個人のほうが動きやすい
「戻っている」と書くとなにか衰退しているように聞こえますがそうではなく、 これは状態の話であり、実は個々人が独立して活動するほうが人間社会のかたちとして自然だったということだと思います
面白いのはITの力で成長した人間や社会はより自然体になっていくというところです
これは余談ですが、ITの力でむしろ人間が人間らしくなったという話は他にもあって、 有名な例としてはサルマン・カーンのカーンアカデミーの話がかなり個人的には好きです。
サルマン・カーン「ビデオによる教育の再発明」 | TED Talk | TED.com
この流れは今後もますます速度を増していくとおもいます
いまはまだ政府という集団は存在しますが、 Bitcoinの出現なんかをみるとBitcoinはいま政府が担っている「貨幣の運用と信用の担保」という機能をディスラプトしうるもので、 段々と政府の力というのも怪しくなってくる気がします
堀江さんもBitcoinに関する議論のなかで、国家という仕組み自体いらないと訴えています
【あなたの価値はいくらか】
では個が力を持つ時代に 今度はその人自身の価値の指標とは何なのか
例えば企業であれば 時価総額とか株価なんてものがある
では個人は?
そんな疑問にすんなり答えを見つけられたのは オトナの学校という番組で武井壮さんが話していた内容でした
その人の価値とは「その人を求めている人の数」だという考え方
まぁ現代の言葉でいうとフォロワーとかいわれたりします
この数こそがあなた自身の価値になり、その価値の存在意義は今後ますます増えていきます
だからこそこれから我々はそのフォロワーを増やすことで自分の価値を上げていかなくてはならない
【だれが特別でだれが普通か】
この話をするとよく
「いやユーチューバーとかは特別であーいう働き方もあるよね。でも自分たちははふつーの働き方をするよ」
という人がいます
でも果たしてユーチューバーのような人が特別な働き方なのでしょうか?
いまはそうかもしれませんが行く行くは彼らの働き方が普通になると思います
企業ではない、個人で生計を立てることがふつーになる時代
企業で働くことのほうが特別になる時代、リスクになる時代
そんな時代が来た時、大企業ならぬ大個人として生きていけるのはどれだけ「自分を求めてくれる人」を作れているかということではないでしょうか?
先の本で堀江さんは「お金とは信用を数値化したものである」と述べてます
今までは信用は「国という組織に保証された」お金という数値でした
しかしこれからは組織に保証などされない個人間で創出された信用が価値として顕在している
それが先で述べたその人を求める人の数だと思う
つまりこれからの時代、フォロワー作りやファン作りというのは従来までのお金稼ぎと本質は変わらないということではないかと僕は思っています
【偉そうなこと言ってすいません】
あくまでこれは自分が考えてたことであり、間違っている可能性もあります
だから反論も大歓迎です
あとこんなこと言ってますが自分自身も求めてくれる人はまだまだ少ない
だから自分はこのブログを始めました
【誰にでも価値が作れる世界】
この変化を吉と捉えるか凶と捉えるかはその人次第ですが、僕は吉と捉えます
集団ではなく、個で評価されるということはよりその人の個性が今まで以上に顕著に差を生むという状態であり、 人間一人一人が唯一無二の存在である限り、その差は必ず生まれるものです
即ち誰にでも価値があり、その差を表現しやすい世界なんじゃないかと考えてます
やり方はさまざまで 世間でよくいわれるように 順当にSNSでフォロワーを増やすもあり 最近だとカドカワとはてながカクヨムというサービスなんかも出してるので自分の作った物語でファンを増やすのもありです
自分はさっきの10代みたいにかっちょいい写真を撮るセンスはありませんが、ブログで面白い話とか書くのは結構得意というか好きなほうで 昔、mixiの最盛期にはバンバン人を笑わせたいという意気込みだけが突っ走った日記を書いてました
「人を笑わせること」とか「人になにか教えること・伝えること」が好きな自分だから そんな内容の記事がかけるようなブログをこれからも続けていこうと思います
これからも僕のブログをよろしくお願いします
それではサラダバー