人生迷子

大学院に復帰!現在はBridge of Fashionという団体でファッション業界と他の業界を繋げる活動を定期的に行いつつ、徒然なるままに自分が思ったことをブログにまとめています。

いきなりデートに行った話

【タイトルがやばい】

こんにちは! 今回はいきなりぶっこみました、小林です。

最近出てきたオンラインデートサービス「いきなりデート」で実際にデートに行ってきたのでサービスの使い勝手や所感などレポートにしてみました。

ハイスペック男女限定のデートセッティングサービス | いきなりデート

【いきなりデートとは?】

いきなりデートとは今月頭からスタートしたオンラインデートサービスでaissacという会社がリリースしました。

aisaac inc. - Designing design. Developing development.

最初、新進気鋭ベンチャーが出したのかと思ったんですが、 よくよく調べてみるとこれの前にも何個かサービス出してるみたいですね

オンラインデートサービスはこれまでにもいくつかサービスが出ていて、代表格でいえば王道pairs、オンラインデートサービスのパイオニアのtinderなどがありますが、 いきなりデートはいままでに出てきたオンラインデートサービスとはまた一線を画したサービスで その名の通り、異性の選定やメッセージをすっ飛ばして、 いきなりデートします(笑)

ちなみに出身大学別にユーザー割合はこんな感じ

恐るべし慶応閥、、、( ゚д゚)

【事の発端】

そもそもなぜ僕がいきなりデートを使うことになり、いきなりデートのレポートを書いてるかっちゅう話なんですが、

事の発端はFacebookで僕がいきなりデートのリンクを貼って投稿したのが始まりでした

こんな感じで投稿して待つ事数分、

\ぴこーん/

と僕のスマホがなってみてみると僕のいま所属している研究室のOBのTさんからコメントを頂きました。

なるほどなるほど、審査基準がどんなものなのか、相手の女性はどんな人がどんな流れで登録しているのかを調査するのは1研究者としての使命であるし、

そもそもOBの方から招待コードを教えて頂いておきながら、それを使わないなんてことは失礼にあたるわけで、これは断じて女の子とデートに行ってみたいなぁなんていう邪な気持ちではなく、せめてもののOBへの恩返しであって

あれ?てかこの人よく考えたら既こn(以下略

なんてことをグルグル考えていたらあれよあれよと招待コードを教えられて登録することになり、Tさんにレポートを書くことになったので、まぁどうせならブログにしてしまおうと思って、ブログにしました。

つまりこれは卒業論文みたいなものです(違

【素直な気持ちでアカウント登録編】

まずは実際にサービスに登録してデート日を決めるところまでやってみました

基本的に登録にはFacebookアカウントが必要になります。 恐らく経歴などとともに本当にその人が存在するのか(要は偽アカウント対策)などもチェックしていると思われます

Facebookで登録するとプロフィール登録に移ります。

入力項目はざっとこんな感じ

ここで注目したいのは顔写真の注意事項

「審査のためには顔写真が必要です。顔のわかる写真を登録してください」

(´・ω・) ...なるほどなるほど

【今後の運命を分かつ審査編】

まぁというのも実はこのプロフィール登録後、このサービスでは審査が行われます。

いきなりデートでは「ハイスペック男子といきなりデートできる!」がキャッチフレーズでして、

世の中のタラレバ娘たちが思わず第四出動してしまうハイスペック男子のみがこのいきなりデートをつかうことができるというわけです。

では実際にどんな男性と女性がこのサービスを使うことができるのでしょうか?

(´・ω・) ...男はつらいよ

登録が完了すると審査まで一週間前後かかる旨が通知されるので結果通知の瞬間まで待ちましょう

【意外とあっけない審査結果通知編】

審査まで一週間とか書いてましたが、実際には次の日には結果通知がきました。

てかそもそもMARCH以上はいいとして そもそも俺まだ学生なんだけどいいのかな

なんて思いましたが、まぁせっかく通過したのでこの機会をフル活用しましょう( ̄▽ ̄)

【ワクワクのデート日取り決定編】

さて、見事審査合格を勝ち取った方にはデートの日取りを決める権利を使うことができます!

プレミアムフライデーの存在感( ゚д゚)

基本的には週末のお昼、もしくはディナー前の時間を指定できるので 女性の方も安心してデートに臨めるなぁという印象です。

暇人の僕はとりあえず全日程候補で希望を出すことに

すると各日程ごとにマッチングできる異性がいないかをサービスが探してくれます

このマッチングはサービス開始したてということもあるので恐らくはとりあえず日程とタイミングでマッチングしてるのかな

今後は各々好みや相性などでのマッチングも行っていくのでしょう

そして数分後にはマッチングが成立

基本的にデート前に見えるのは相手の年齢、職種、出身大学です。(女性からも同じ情報しかみえないらしい)

僕の場合、この情報だけだと特に拒否する理由もないので、とりあえず一番最初に決まった日取りで決定!

向こうも承諾すれば晴れてデート決定です。

【楽チンなデート準備編】

そしてデートが決まれば、次はお店の選定や予約など準備が次に必要になりますが 実はこの部分、いきなりデート側が全て準備してくれます。

この点は男性にとってはかなり嬉しいところで、僕はこの部分がじつはこのサービスで一番メリットを感じた部分でした

しかもお店はトーキョーメシスタグラムというところが監修してる厳選されたお店の中から選ばれるので 女性も外れのお店を引かされるリスクがかなり低いのは嬉しいところだと思います

なのでデートの日まで男女ともにやることはありまさん! 強いて言えば当日デートを成功させるために脳内シュミレーションを10000回くらいしておくくらいです

【ついにきたデート当日編】

そしてついにデート当日

前日までに運営から場所と予約名が連絡されるのでそのお店を目指します

ちなみにこれは後でわかったことですが、メールに記載された予約名は女性の名前でしたが、デート相手の名前ではないので、恐らく運営スタッフさんのものとかだと思います

今回は自由が丘にあるこちらのお店

https://s.tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13003263/

自由が丘駅から結構歩かなくちゃならないのがちょっと難点でしたが お店は雰囲気もよく、お客さんも入っていてかなり人気なお店でした

こういういいお店と出会えるのも良いところの一つかもしれません。

五分前に到着したらまだ相手はいなかったのでとりあえず通されたカウンターで待つことに

開始予定をちょっと過ぎて女性到着

自由が丘からかなり離れてたのでちょっと遅れてしまったとのことでした

そんなこんなでランチデート開始

やっぱりお互い情報量が全くないので 最初の会話はかなりぎこちなくなりました

相手は金融系に勤めてる方で 身長が高く、すらっとしていて いきなりデートすげぇってなりました←

(最近は個人情報とかすごい厳しい世の中なので相手に関する情報は極力抑えます)

今回のデートまでの経緯について聞いてみると 彼女も知り合いのタイムラインから流れてきて、半分くらい興味本位で申し込んでみたとのことでした

僕のことに関しては 学生なのがすこし引っかかったけどとりあえずあってみようってなったらしいです笑

最初はぎこちなかった会話も10分もすれば お互い自然と会話できるようになりました

僕は金融系の人とは真逆のタイプなので その点で彼女も面白がって色々と聞いてくれたりしたのもよかったのかなと思います

そんなこんなで1時間の席の予約なので 会計を済ませて、自由が丘まで一緒に帰ってデート終了

【デートまでを振り返って】

今回いきなりデートを通して一番感じたメリットは「会うまでの負担の低さ」でした。

通常のデーティングアプリだと

登録→数ある異性から選択→マッチング→メッセージ→デート

とかなりのステップを踏まなくてはならないのに対して、いきなりデートの場合、

登録→いきなりマッチング→いきなりデート

とデートまでのステップがかなり短縮されるのでその点はかなり楽です

一方でデートの日まで相手の情報はほぼ手に入らないため その点は人によってかなり評価が分かれる気がしました

そもそもデートに行くというのはリアルの行動をともなう上に1時間は拘束されてしまいます

それなのに相手の情報がほぼ無いというリスクを負うというのは人によってはめちゃくちゃ負担になる印象です

まぁ一方で相手の顔が見えるようなサービスも 最近はsnowなどの黒魔術を使う人がかなり増えたので「本当の顔がデートの日まで見えない」という意味ではそんなに大差ないのかとも思ったり

【実は筋が通ってる?審査基準】

とそんなことを考えていると じつはいきなりデートの一件社会の厳しさにすら感じられる男性の評価基準というのは実はかなり筋が通ってるいるのではないかと感じました(ここから先は男性目線で述べさせていただきます)

pairsなどのいままでのデーティングアプリだと 先ほども述べたように基本的に実際に会うまでのステップが長い

これはかなり時間のかかる工程になります

パラレルにメッセージをやり取りしたとしてもどんなスーパーマンでも本気で相手を探そうとしている人なら10人くらいが限界でしょうし、 一人一人とデートできるようになるには丁寧にメッセージを返して、デートに繋げなくてはなりません

よっぽどのモテテクを知っている人か、もしくはジャニーズ並みのイケメンでもなければマッチングした相手全てと実際にデートにまで至るのはほぼ無理です

最近はデーティングアプリの盛り上がりでユーザー数もかなり増え、 本命の相手になればなるほど 競合も多いという状況です。

これは実際に会うまでにかなり時間のロスを伴いますので、僕みたいな暇人学生にはまだいいですが、バリバリのビジネスマンや役員レベルのお偉いさんにはとても痛手です

一方でいきなりデートは 会うまでのステップが極限まで短縮されているので時間のロスはかなり減ります

相手のクオリティを運営側がある程度の担保をしている前提で デートの回数を何回か重ねれば(要はお金を積めば) 他のデーティングアプリとそんなに大差ない人数と会えると考えられます

【Time or Money】

費用で考えてみましょう (僕の経験則などから勝手に推定してみただけなので、実際の値は知りません)

あるデーティングアプリでは月3480円で30いいねが送れます。 このいいねを女の子に送信したとして 例えば20%の女の子がいいねを返してくれたとしましょう。 すると6人とメッセージができることになります。 その内の3人と実際にデートができたとすると 一人あたり大体1160円でデートまでこぎつけた計算になります。

一方でいきなりデートの場合、 1人とデートするには3000円です。 シンプルですね。

(※双方のサービスとも色々と割引はありますが、今はとりあえず単純に計算するために通常料金だけを考えます。)

すると一人あたりいきなりデートだと3倍のお金がかかります。

では時間の面からいくと前者のデーティングアプリは一日の5%の時間を費やすとして 一日につき1時間12分 一ヶ月(30日)で36時間です。

一方のいきなりデートはほぼ0分といっても過言ではない。(少なからず僕はそうでした)

まとめると

  • 既存デーティングアプリ
    • 費用: 1160円 / 1デート
    • 時間: 36時間/ 月
  • いきなりデート
    • 費用: 3000円 / 1デート
    • 時間: ほぼ0時間 / 月

※当社比

となります。

時間があるけどそんなに費用がかけられない大学生などは既存のデーティングサービスのほうが嬉しいけど 仕事などで時間があまり割けないけどお金なら積める社会人にとってはよりデートし易いサービスになるのかなと 思いました。

そういった意味でも最初に紹介した男性の審査条件

f:id:AkeruE:20170314113900p:plain

はハイスペックを求める女性を誘うためのただの売り文句ではなく 実はきちんと男性ユーザーをターゲティングされた結果なのかなとも思いました。

【今後の課題】

一方でやはりデートの日まで相手の情報がほぼ0なので その点は最初結構難しいなという印象でした。

近いUXのものでいうと合コンが挙げられますが、 合コンは同性が複数人いるため、友人の力を借りるなどできますが、 いきなりデートは全て自分の力になるので、 結構コミュ力が要求されます。 まあある程度社会人やられてるような方ならその点は心配無いと思いますが。。。

ここの部分をもっとよくしてくれたらより気軽にデートに行ける気がしています。

【気軽な感じでデートがしたいよ】

とまぁ自分なりに今回のUXを通して感じたことをまとめてみました。

ちなみに上記の内容は全て個人的な感想、推測ですのであしからず

ちなみにちなみにもし本エントリーを見て、いきなりデート使ってみたいってなった人は よろしければ僕の招待コードお使いください〜。

一度無料でデートができます。

招待コードはこちら -> 【3b75262fbd】

ikinaridate.com

【オススメのデート本】

「デートに行きたいけど、自信がない。。。」なんてメンズの皆さんにはぜひこちらの二冊をオススメしています!

これを読んで、いきなりデートに臨めばデートも成功間違いなし!!

【注意事項】

こちらのサービスはまだ使える地域が一部に限られていて、 現在は東京と大阪だけみたいです。

ただ、札幌・名古屋・福岡もユーザー登録数が1000人を超えたらサービス提供を開始するみたいなので、 その地域に住んでいる方もぜひものは試しで登録してみてはいかがでしょうか。

【謝辞】

本レポートを進めるにあたり、機会と招待コードを与えてくださった研究室OBのTさんに感謝致します。 また、デートを通じて多くの知識や示唆を頂いたいきなりデートの運営のみなさんとデートにきてくれた女性に感謝します。

【卒論風な締めでお別れ】

ではではサラダバー